親子でロボット作り ロボロボ会70人 OISTでキャンプ


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ロボットがプログラミングした通りに動くか確認する参加者=14日、恩納村の沖縄科学技術大学院大学

 【恩納】ロボットのプログラミングをする那覇市のサークル「ロボロボの会」は14~16日、恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)でサマーキャンプを開いた。小学校3年生から高等専門学校生までと保護者ら計70人が、ロボットの組み立てやプログラミングを合宿で学んだ。

 初心者向けのコースでは14日、線の上をなぞって動く「ライントレースロボ」のプログラミングに子どもたちが挑戦した。自作のロボットでピンポン玉を運び、その数や動きの正確さを競った。那覇小3年の長谷川鼓さん(9)は「ロボットが思う方向にちゃんと動くようプログラミングするのが難しかった」と話した。

 ロボロボの会の今井俊二代表世話人は「キャンプはロボットに興味を持つきっかけ。初対面の子とペアで作業するので、交流の場にもなっている」と話した。