集会所カフェ高齢者招待 やえせ特支高生 友寄東ハイツで“開店”


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
友寄東ハイツ「ふくふく会」の参加者とやえせ高等支援学校の生徒、関係者=13日、八重瀬町の友寄東ハイツ自治会木造集会所

 【八重瀬】敬老の日を前にした13日、やえせ高等支援学校の生徒7人が當銘成美教諭の引率で同校近くの友寄東ハイツ自治会(上原助次会長)の木造集会所でカフェを開いた。初めての試み。

 友寄東ハイツ「ふくふく会」の高齢者15人を招待した。生徒は、注文を受けて8種類のホットやアイスコーヒーと2種類のマフィン、2種類のサーターアンダギーを振る舞った。スイーツは別グループの生徒が手作りした。

 お年寄りたちは「サーターアンダギーは一口サイズで食べやすくおいしい」と話すなど喜んでいた。

 田港規剛教頭は「接客マナーとコミュニケーションの取り方を実践する中で自信を付けさせ、社会に踏みだせるようにしたい」とあいさつした。

 同校は来年以降も学校周辺の自治会へ出掛けて、生徒たちの活動の場を広げる取り組みをしていくという。
(喜屋武幸弘通信員)