経営革新計画 新たに3企業 県が承認書交付


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経営革新計画の承認を受けた石川種麹店の渡嘉敷みどり代表(左から2人目)、PAMRの都築憲史代表(同3人目)、今帰仁自動車整備工場の嶺井高弘代表(同4人目)ら=19日、県庁

 沖縄県商工労働部は19日、2019年度第2回経営革新計画承認書交付式を県庁で開いた。新商品の開発や新分野への進出などに挑戦する中小企業として今帰仁自動車整備工場(今帰仁村、嶺井高弘代表)、石川種麹店(北谷町、渡嘉敷みどり代表)、PAMR(糸満市、都築憲史代表)の3社の計画を承認した。

 今帰仁自動車整備工場は自動車整備業で培った経験を生かし、新たに新車販売とレンタカー業務を展開する。これまで今帰仁村に新車販売専門店はなかったことから、村民や離島に住む人向けに販売を始めた。

 石川種麹店は泡盛の原料となる黒麹菌を県内泡盛メーカーに提供している傍ら、3年前から黒麹を使った黒糖玄米ジェラートなど新商品の開発を始めた。

 PAMRは海外で普及している次世代型電動モーター付き三輪バイクの輸入販売や自社オリジナル商品の開発に取り組んでいる。