【南風原】ママが学べる五つの体験講座と子どもが楽しめる三つのワークショップで構成する「夏の親子de体験会」(親子de体験会沖縄ママアップ主催)がこのほど、南風原町津嘉山のソフトバンクモーテ南風原つかざんで開催された。
会場では、食育の「食べるトレーニングキッズ講座」、身体のセルフケアを学ぶ「チクティビティ講座」、家庭学習法の「親勉講座」、お金について学ぶ「親子マネー講座」、読み聞かせの「心が育つIQ絵本講座」の五つの体験講座があった。子どものためには、リボンや空気砲、身支度ボードを作るワークショップもあり、オープンスペースの会場に親子で学ぶ姿が広がっていた。
イベントは、暮らしととのえ隊WITHを主宰する大平ひとみ代表と“親勉インストラクター”の金城さやさんが企画した。2人は「自分のことが後回しになるママだからこそ、同じ日に同じ会場で複数の講座が受けられるように企画した。得た知識はママから子に伝わり、子に変化が見られ、暮らしが変わる。ママも今以上に楽しく子育てができることを実感してほしい」と自身の経験を重ね、開催への思いを語った。
参加者からは「もっと早く学べばよかった」との感想が聞かれ、講座を担当した講師からは「学ぶことに興味を持っている人が多いと感じ、ママの笑顔が実感できた」と話した。
(中川廣江通信員)