社会

消費増税対応でタクシー行列 深夜、メーター更新作業に追われ 1日から初乗り560円に

たな初乗り運賃560円が表示されるタクシーメーター=1日午前1時15分ごろ、那覇市港町

  1日からの消費増税に合わせて、初乗り運賃が10円上がるタクシー会社やタクシーメーターを取り扱う業者は対応に追われた。

  那覇市港町の沖電子では日付が変わる前の9月30日午後11時ごろから、メーターのプログラム更新に訪れたタクシーが列をなした。沖電子の従業員はメーターに専用の機械を取り付けて、値上げに対応したプログラムに書き換え。わずか5分ほどで作業を終えると、タクシーは続々と夜の街に繰り出した。
  
  沖縄本島地区では10月1日から、普通車の初乗り運賃(上限値)が550円から560円に。初乗り距離は変わらないものの、その後の加算は現行よりも距離が7メートル短くなる。
  


作業の順番を待つタクシーの車列=1日午前0時15分ごろ、那覇市港町

  新運賃となり早速客を乗せた、てだこ第一交通運転手の大田明さん(63)は「深夜割り増しの時間帯は加算までの距離がさらに短くなり、すぐに運賃が上がるので驚いた」としつつ「景気は悪くないし観光客も多い。過去に50円値上げしたときと比べると、お客さんはそんなに減らないのではないか」と話していた。
  
  一方、個人タクシーでは値上げを見送る運転手も。あるドライバーによると、メーターのプログラム更新には1万5千円近くかかるといい「近距離利用の客が多く、元を取り返すのにはかなりの人数を乗せなければならない。当分は様子見かな」とつぶやいた。
(高田桂典)
【琉球新報電子版】



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