玉城知事、就任1年の評価を問われ… 県議会一般質問


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 県議会9月定例会は30日、一般質問初日が行われ、野党会派の沖縄・自民の7人が質問した。玉城デニー知事は就任から1年を迎えての自己評価を問われ「昨年10月の知事就任以来、新時代沖縄の到来、誇りある豊かさ、沖縄らしい優しい社会の構築の三つの視点から施策を展開しており、私が掲げた公約についてはその全てに着手した」と答弁した。座波一氏への答弁。

 消費税10%引き上げ後の県税収入について問われた金城弘昌総務部長は「軽減税率を加味しない試算で2021年度で318億円となり、75億円増と試算している」と述べた。増えた税収分の使途については「社会保障給付、少子化に対処するための政策のほか、社会福祉、社会保険、保険制度に関する政策の経費として充てることが法律で決められている」と答弁した。花城大輔氏、又吉清義氏への答弁。

 電線類地中化事業の進捗(しんちょく)状況について上原国定土木建築部長は「県は21世紀ビジョン実施計画において2021年度までの整備目標を約173キロメートルとしており、18年度末までに約155キロメートルが完了した」と明らかにした。仲田弘毅氏への答弁。