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移民救済に違法判決 米地裁 バイデン政権打撃


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ワシントン共同】米南部テキサス州の連邦地裁は13日、幼少時に親に連れられて米国に不法入国した若者らの強制送還を猶予する措置「DACA」は違法だと判断し、新規申請の承認を停止するよう命じた。

 既に措置の適用を受けている若者らの滞在資格には直ちに影響しない。寛容な移民政策を掲げるバイデン民主党政権には打撃だ。
 中南米から不法移民が押し寄せる中、移民対策は2024年大統領選の主要争点の一つ。ジャンピエール大統領報道官は「深く失望している」との声明を発表し、DACAの運用継続を模索する考えを示した。最高裁まで争われるとみられる。

 訴訟はテキサス、アラバマ、ルイジアナなど南部中心の9州が参加。