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ウクライナ支援 「防空を最優先」 米長官 戦車近く到着


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ワシントン共同】オースティン米国防長官は19日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、防空分野の支援を最優先に行うべきだとの考えを改めて示した。「防空は命を救う。力を振り絞ってほしい」と各国に呼びかけた。ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で開かれたウクライナ防衛支援に関する関係国会合で語った。バイデン米大統領が今年1月に供与を発表した米主力戦車エーブラムスが近くウクライナに到着するとの見通しも示した。エーブラムスは「世界最強の戦車」とも呼ばれ、劣化ウラン弾を発射すればロシア軍戦車の正面装甲を貫通する破壊力があるとされる。