敬老の日に合わせて、ボリビアのオキナワ移住地とサンタクルス市では、高齢者らの長寿と健康を祝う催しが行われた。戦後の開拓移民の時代に家族を養い、移住地の発展に尽力してきた高齢者らをねぎらい、長寿と健康をお祝いした。
オキナワ第1地域では16日に公民館で開催した。70歳以上が対象で、32人が参加し、記念品が贈呈された。婦人会手作りの沖縄そばや巻きずし、豚の煮物、春雨などが振る舞われた。
舞台は、ボリビア琉球舞踊団と琉球國祭り太鼓ボリビア支部のかぎやで風で幕を開けた。オキナワ第一日ボ学校の生徒による「安里屋ゆんた」と「島人の宝」の三線演奏、婦人会によるボリビアのダンス「Tinku」など、多彩な演目が披露された。
最後は地域の子どもたちとボリビア琉球舞踊団の総勢31人が手踊りとエイサーで会場を盛り上げ=写真、参加したお年寄りの皆さんを楽しませていた。
(安里三奈美通信員)
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長寿ありがとう みんなでお祝い 移住地で敬老会
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琉球新報朝刊
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