「ハウルの動く城」の一場面を織ったタペストリーを披露するメンバーら=4月、フランス・オービュッソン
宮崎駿監督のアニメ映画の場面を大型のタペストリーに織り上げ、作品を公開しているフランス中部オービュッソンの文化施設トップは24日までに、来館者数が今年は少なくとも昨年比25%増となる見通しを明らかにした。計画が若者の関心を集めているという。
オービュッソンの国際タペストリーセンターのエマニュエル・ジェラール館長が来日し、インタビューに答えた。
スタジオジブリと合意を結び全5作を制作する計画で、既に「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」からの計4作が完成して各地で公開。色鮮やかな映画の場面を見事に再現している。
ジェラール氏は「これまで見なかった10代の終わりから20代の若者グループが多く来館している。宮崎アニメ作品が大きな要因だ」と指摘した。
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ジブリ効果 来館者増 仏・タペストリー制作
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琉球新報朝刊
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