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下院議長の解任動議提出 米共和強硬派、審議混乱も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ワシントン共同】米下院共和党の保守強硬派ゲーツ議員は2日、同党のマッカーシー下院議長の解任動議を提出した。米主要メディアが報じた。ゲーツ氏は11月中旬までの政府支出を賄う「つなぎ予算」案可決を巡り、保守強硬派が要求してきた歳出削減などが反映されなかったことに不満を表明していた。
 議長解任には下院議員の過半数の賛成が必要で、異例の動議が可決されるかどうかは不明。マッカーシー氏はX(旧ツイッター)に「かかってこい」と投稿したが、党内対立の深まりで求心力がさらに低下するのは避けられず、今後の審議も混乱しそうだ。
 下院の議席数は共和党221、民主党212。ニュースサイト、ポリティコによると、解任動議への支持を表明しているのは保守強硬派の一部にとどまる。