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政府手配便で邦人退避/8人搭乗、韓国機には51人


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突を受け、日本政府が邦人退避のため手配したチャーター機が14日夜(日本時間15日未明)、イスラエル中部テルアビブ近郊の空港から8人を乗せてアラブ首長国連邦(UAE)の空港に到着した。日本人51人を乗せた韓国軍機も日本時間14日夜、イスラエルからソウル郊外の軍用空港に到着した。
 UAEドバイの空港に到着した8人は、在ドバイ総領事館の職員に「お疲れさまでした」と声をかけられ、いずれも安堵(あんど)した表情を見せた。日本以外に向かう人もおり、手配された車で別の空港やホテルに移動した。
 チャーター機は1人3万円の支払いが求められたという。韓国軍は日本人を含む200人超の退避者をソウル郊外まで無償で輸送したため、イスラエル在留邦人の一部には韓国と比較して批判する声があった。