【サンパウロ共同】南米アルゼンチンで22日、大統領選が行われた。選挙管理当局の集計(開票率約98%)で与党連合の中道左派セルヒオ・マサ経済相(51)が得票率36・67%で首位、第三極候補で小さな政府を志向するリバタリアン(自由至上主義者)のハビエル・ミレイ下院議員(53)が29・99%で2位。当選に必要な得票には届かず、2人が11月19日の決選投票に進むことが決まった。
過激な言動からトランプ前米大統領にも例えられるミレイ氏が多くの世論調査で首位に立っていたため、地元メディアはマサ氏の躍進を「サプライズ」と報じた。100%を超える激しいインフレで国民生活が苦しさを増す中、経済政策が焦点。
マサ経済相(ゲッティ=共同)
ミレイ下院議員(ゲッティ=共同)
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与党と第三極候補対決へ アルゼンチン大統領選
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琉球新報朝刊
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