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米東部で乱射 16人死亡


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ニューヨーク共同】米東部メーン州ルイストンで25日夜、男がボウリング場と飲食店で銃を乱射し、米CNNテレビは少なくとも16人が死亡、数十人が負傷したと伝えた。男は逃走中で、警察が数百人態勢で行方を追っている。警察は重要参考人として40歳の男の氏名を公表した。容疑者とみられる。
 AP通信によると、男は軍施設で訓練を受けた銃器取り扱いの指導員で、今年夏に精神疾患の医療施設に2週間入院していた。軍施設で銃撃事件を起こすと脅したこともあったという。
 警察はライフル銃を持った男の写真を公開し、武装していると警告するとともに情報提供を求めた。現場のボウリング場と飲食店は約6キロ離れ、男の車が隣の市で見つかった。近隣住民に安全な場所へ避難し、施錠するなどの対策を取るよう警戒を呼びかけた。
 ルイストンはボストンの北約200キロにあり、人口約3万8千人。CNNは地元住民らが安全な場所を求め、道路を走って逃げる様子を伝えた。病院には負傷者らを搬送した多数の救急車が止まっていた。