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ミサイル攻撃 10月大幅減少 ロ、冬に向け備蓄か


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【キーウ共同】ウクライナに侵攻するロシアが10月、ミサイル攻撃の頻度を大幅に減少させたことが分かった。冬季に電力インフラへの攻撃を拡大するためミサイルを備蓄しているとの見方があり、ウクライナのゼレンスキー大統領は「敵の狙いは明確」とインフラ攻撃には報復すると警告し、けん制している。
 経済誌フォーブス・ウクライナ版によると、ロシアは昨年2月の侵攻以降、巡航ミサイルや弾道ミサイルを含む計3千発以上のミサイルを発射した。大規模インフラ攻撃を開始した昨年10月は245発、同11月は197発、同12月は281発が使われた。
 昨冬のインフラ攻撃では各地で電気やガスの供給停止が頻発し、人々の暮らしに打撃を与えた。