オキナワ移住地のオキナワ第一日ボ学校(井上久美校長)主催の第35回校内お話大会がこのほど、第一地域公民館で開かれた。全児童・生徒が家族などの前で堂々と作文を発表した。家族や身近なこと、社会問題、将来の夢など自身の意見を交えて発表した。
幸地恵さん(18)は「将来の夢」と題して発表した。ネイリストに興味を持った理由や学校卒業後の進路、自身のサロン店オープンへ向けた目標などを話し、優秀賞に選ばれた。
エイサー団体に所属し、太鼓制作を行っている諸見謝春夏さん(18)は「若者の文化的アイデンティティーの喪失」と題した作文を紹介した。若い世代がエイサーや三線など沖縄文化とのつながりを失いつつある現状に対して、自身の考えを述べたほか、新たなイベントで子どもたちが文化に興味を持ちはじめたことや、文化継承への思いを伝えた。
同校に派遣されている家弓俊輝さん(JICA青年海外協力隊員)が講評を行い、各クラスから優秀賞と特別賞が表彰された。
(安里三奈美通信員)
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夢や文化継承 思い堂々発表 第一日ボ校、お話大会
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