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アフガン地震 生活再建難航 1カ月経過、物資不足


アフガン地震 生活再建難航 1カ月経過、物資不足 仮設テントが連なる被災地ジンダジャン地区=月日、アフガニスタン・ヘラート(共同)
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 【カブール共同】アフガニスタン西部ヘラート州で発生し、1400人以上が犠牲となった地震から7日で1カ月。被災地には今もがれきが積み上がり、自宅を失った多くの人が寒空の下でテント暮らしを続けている=写真。「せめて寒さをしのげれば」。イスラム主義組織タリバン暫定政権は復興住宅の建設を急ぐが、生活再建は難航。支援物資も不足している。
 同州では、発生から約1週間の間に同じ地域でマグニチュード(M)6・3の地震が計4回観測された。国連機関によると、一連の地震で少なくとも1482人が死亡、2100人以上が負傷。住宅約1万棟が全壊、約2万棟が大破した。
 州都ヘラート郊外のジンダジャン地区の集落には仮設テントが連なる。両親を亡くし、配給された食事で食いつなぐヌールディンさん(18)は「寒くて、これ以上ここでは暮らせない」と失意の表情だった。