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病院長が人身売買協力 中国 偽の出生証明販売


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【香港共同】中国湖北省襄陽市の襄陽健橋病院で、売買された子どもに戸籍を与える目的で偽の出生証明が違法に売られているとの告発を受け、同市衛生健康委員会は7日、病院長が当局に拘束されたと発表した。告発によると、人身売買の業者に協力し金を得ていた。
 中国では子どもの誘拐事件が頻発。子どもがいない家庭などが違法な仲介業者から子どもを買うことが社会問題になっている。自分の子として戸籍に登録する上で、出生証明が必要となる。
 告発したのは、子どもの誘拐防止などに取り組むボランティア。1年間かけて覆面調査を行い、仲介業者と結託した病院長らが偽の出生証明を販売していることを突き止め、短文投稿サイト、微博(ウェイボ)に投稿した。国営中央テレビのニュースアプリなども、この投稿を引用して報じた。
 投稿によると、仲介業者は、9万6千元(約200万円)を払えば、病院から出生証明が得られるとしていた。業者は子どもを10万元以上で売っていた。動画投稿アプリ抖音(ドウイン)に投稿された映像によると、病院長は「(われわれが犯した罪は発覚すれば)死刑になる」と語っていた。