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米無人機を撃墜 親イラン組織攻撃か


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ワシントン共同】オースティン米国防長官は8日、米軍がバイデン大統領の命令を受け、シリア東部のイラン革命防衛隊の関連施設1カ所を空爆したと発表した。イスラエルと対立する親イラン組織が、イラクやシリアで駐留米軍への攻撃を急増させていることへの報復措置。10月26日にもシリアの関連施設2カ所を空爆している。
 空爆したのは2機のF15戦闘機で、武器庫を攻撃した。国防総省によると、イラクとシリアでの米軍への攻撃は10月17日以降、約40回となった。
 国防総省当局者は8日、イエメン沖の紅海で、米軍の無人機MQ9リーパーが撃ち落とされたと明らかにした。イエメンの親イラン組織フーシ派による攻撃だとしている。フーシ派はイスラエルを敵視しており、10月には米駆逐艦が紅海でイスラエルを標的にしたとみられるフーシ派の巡航ミサイルを迎撃した。