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武装集団襲撃、70人死亡 西アフリカ・ブルキナファソ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ナイロビ共同】西アフリカ・ブルキナファソの検察は13日、5日に北部の村が武装集団の襲撃を受け、少なくとも住民70人が死亡したと発表した。犠牲者は主に子どもや高齢者という。ロイター通信が伝えた。
 襲撃の背景は不明。ブルキナファソでは隣接するマリやニジェールと同様、国際テロ組織アルカイダや過激派組織「イスラム国」(IS)にそれぞれ忠誠を誓う勢力が活動し、テロも頻発している。政情不安が続き、3カ国では2020年以降、計5回のクーデターが発生した。
 対テロ作戦を巡り、マリはロシアの軍事協力を受け入れ、他の2カ国もロシアへの接近が伝えられる。いずれの国でも住民への襲撃が後を絶たず、クーデター前よりも治安が悪化したとの指摘がある。