【ソウル共同】北朝鮮メディアは15日、同国のミサイル工業部門が新型の中距離弾道ミサイルに搭載する固体燃料型エンジンを開発し、初の地上燃焼実験に成功したと伝えた。11日に1段目、14日に2段目の実験を行い「非常に満足な結果が得られた」としている。
固体燃料型は発射前の燃料注入作業が不要で、液体燃料型と比べ兆候を探知されにくい。主に米領グアムなどを標的とし、日本全土も射程に収めると想定される中距離弾道ミサイルに搭載されれば、脅威は一層高まる。1、2段目のエンジンを同時期に実験することで開発進展をアピールする狙いもありそうだ。
米韓両軍は15日、米軍のB52戦略爆撃機が参加する合同訓練を黄海上空で実施した。
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中距離弾エンジン実験 北朝鮮、新型の固体燃料型
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琉球新報朝刊
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