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多くは語らず 会見が中止に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ロサンゼルス共同】米大リーグでアメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた大谷翔平は16日、専門局のMLBネットワークの番組にオンラインで出演し、久しぶりに公に姿を現したが、多くは語らなかった。受賞者通例の電話記者会見は急きょ中止され、脇腹のけがや右肘手術の詳細、エンゼルスからフリーエージェント(FA)になって考えていること、オフの生活などは依然、不明のままだ。
 番組ではソファに座って犬をなでながら「個人的に取れて特別なこと」と受賞の喜びを語った。リハビリ生活で体をあまり動かせていないのか、顔つきはシーズン中に比べてややふっくらとした印象だった。
 電話記者会見は受賞発表から約30分後の予定だった。
 大谷は8月9日を最後に報道陣への対応がない。関係者は言動を制限されていることを示唆した。交渉への影響を周囲が懸念してのこととみられる。