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米国防長官が ウクライナへ 支援継続強調か


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【キーウ共同】米国のオースティン国防長官が20日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問した。ゼレンスキー大統領、ウメロフ国防相、ザルジニー軍総司令官と会談し、米国の支援継続の決意は揺るがないと伝達する見通し。AP通信によると、オースティン氏のキーウ訪問は昨年4月以来、2回目。
 中東パレスチナ自治区ガザ情勢の影響で、ウクライナ侵攻への関心が低下し、各国で支援疲れが顕在化。米国でも支援継続を疑問視する声が広がりつつある。ゼレンスキー政権としては最大の後ろ盾である米国に兵器供与の拡大を働きかける考えとみられる。
 オースティン氏はポーランドから列車でキーウ入り。X(旧ツイッター)への投稿で「重要なメッセージを届けるため、キーウにいる。ウクライナは自由のためにロシアの侵略と戦っており、米国はウクライナと共にあり続ける」と述べた。