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親イラン組織 米軍基地攻撃 反撃、戦闘員を殺害


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ワシントン共同】米国防総省は21日、イラクで米軍が駐留する基地が現地時間同日に親イラン組織から短距離弾道ミサイル攻撃を受け、米軍が反撃して同組織の複数の戦闘員を殺害したと発表した。10月17日以降に増加したイラクやシリアの駐留米軍に対する親イラン組織によるとみられる攻撃で、弾道ミサイルが使われたのは初めて。
 これまでは無人機やロケット弾による攻撃が多かった。米軍は破壊力がより大きい武器が使われたことへの警戒を強めている。基地では複数が軽傷を負い、施設が被害を受けた。米軍のAC130攻撃機が空中から弾道ミサイルの発射点を確認し、反撃した。殺害した人数は不明。さらに米中央軍はイラクで現地時間22日、2カ所の施設を空爆したと発表した。イラクでの空爆はパレスチナ自治区ガザ情勢が緊迫した後、初めて。