【パリ共同】パリの国立ギメ東洋美術館で22日、平安時代中期に紫式部が創作した長編物語「源氏物語」の魅力を紹介する特別展が始まった。物語にゆかりのある美術品の展示のほか、漫画への影響なども伝えている。来年3月25日まで。
「源氏の宮廷で―日本の想像力の千年」と題された特別展は、源氏物語について「何世紀にもわたり日本の芸術家にインスピレーションを与えてきた」と解説。物語の場面を描いた江戸時代のびょうぶや浮世絵、大和和紀さんが物語を漫画化した「あさきゆめみし」などの漫画作品も紹介した。
2007年に105歳で亡くなった西陣織作家、山口伊太郎さんが制作に取り組んだ、国宝「源氏物語絵巻」を基にした西陣織「源氏物語錦織絵巻」も展示されている。
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パリで「源氏物語」特別展 魅力紹介、漫画への影響も
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琉球新報朝刊
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