【エルサレム共同】パレスチナ通信は23日、パレスチナ自治区ガザ中部や北部ジャバリヤで同日、イスラエル軍機による空爆があり、数十人が死傷したと伝えた。イスラエルとイスラム組織ハマスが合意した4日間の戦闘休止を控え、軍は地上侵攻したガザで激しい攻撃を続けている。軍は23日、ハマスの武器庫やトンネルなど300カ所を1日で攻撃したと明らかにした。 (3面に関連)
国連によると、軍が戦車で包囲したガザ北部ベイトラヒヤのインドネシア病院周辺に21日深夜、激しい攻撃があり、約60人が死亡したとの情報がある。この攻撃前に病院からは患者ら約500人が南部に退避した。
ガザ市にある地区最大のシファ病院からは22日、負傷者ら190人が退避した。パレスチナ赤新月社によると、軍の検問所で止められたため、退避に約20時間かかり、救急隊員が拘束された。赤新月社は患者らを危険にさらしたと批判した。
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ガザで空爆 多数死傷 イスラエル 休戦控え攻撃激化
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琉球新報朝刊
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