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米長官 イスラエルへ 戦闘後のガザ統治協議


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ワシントン共同】米国務省は27日、ブリンケン長官が今週後半にイスラエルを再訪すると発表した。ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区、アラブ首長国連邦(UAE)も訪れ、イスラエルとイスラム組織ハマスが戦闘休止の延長で合意した同自治区ガザ情勢を巡り、人質全員の解放や人道支援強化に向けて各国高官と協議。戦闘終結後の一定期間、ガザをどう統治するかを話し合う。
 10月7日のハマスによるイスラエル奇襲で戦闘が始まって以降、ブリンケン氏のイスラエル訪問は4度目となる。
 中東訪問に先立ち、ブリンケン氏は11月28~29日、ベルギー・ブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)外相会合に出席する。30日には北マケドニアで開かれる欧州安保協力機構(OSCE)外相会合にも参加する。