【パリ共同】パリ中心部で2日夜、刃物とハンマーを持った男(26)が通行人を襲撃し、ドイツ人観光客の男性1人が死亡、2人が負傷した。警察は男を逮捕した。フランスメディアが伝えた。男は逮捕前「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫び、当局にイスラム過激主義者として知られていた。精神疾患で治療中だという。対テロ検察がテロ容疑で捜査を開始した。
現場はエッフェル塔から近いセーヌ川付近で日本人観光客も多いエリア。男はイラン系フランス人で「アフガニスタンやパレスチナでイスラム教徒が死んでいくのが耐えられない」「フランスはイスラエルの共犯だ」などと話している。
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パリで通行人襲撃1人死亡
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琉球新報朝刊
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