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比ミサで爆発 4人が死亡 大統領「テロ」非難


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【マニラ共同】フィリピン南部のミンダナオ島中部マラウイで3日、キリスト教のミサが行われていた大学の体育館で爆発が起き、警察によると4人が死亡、50人が負傷して病院に運ばれた。迫撃弾を用いた手製爆弾が使われたという。マルコス大統領は「外国のテロリスト」による犯行として非難し、治安当局に市民の安全確保を命じた。
 警察は爆弾を持ち込んだ容疑者の捜査に着手。島内で検問所などの警戒が強化された。
 マラウイはイスラム教徒が人口の多数を占める。ミンダナオ島では、独立を目指すイスラム勢力が政府軍と40年以上、戦闘を続けてきた。