イスラエル首相　岸田首相が会談　ガザ情勢巡り議論

　岸田文雄首相は６日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談した。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で悪化するパレスチナ自治区ガザ情勢を巡り議論。事態の早期沈静化や、国際人道法を含む国際法を順守する重要性を訴えたとみられる。日本政府関係者が明らかにした。
　岸田氏は、長期間の人道的な戦闘休止と住民避難の回廊設置を求めた国連安全保障理事会決議を重視する日本の立場を伝達。ガザの人道状況改善に向け、物資の搬入継続と搬入量の増大への協力を改めて要請したもようだ。