プーチン氏が出馬意向　ロ報道　通算５期目、再選確実

　タス通信などは８日、ロシアのプーチン大統領が同日、大統領府でウクライナ軍事作戦参加者への勲章授与式の後、来年３月１７日の次期大統領選に出馬する意向を示したと伝えた。参加者がプーチン氏との会話の中で出馬を要請し、同意を示したという。通算５期目を目指すプーチン氏に有力な対立候補はなく、再選が確実視されている。
　ロシアが併合したウクライナ東部ドネツク州の親ロ派「ドネツク人民共和国」幹部が式典後、プーチン氏との会話内容を記者団に明らかにした。
　一方、ロシア中央選挙管理委員会は８日、投票日を１５～１７日の３日間とすることを決めた。ロシアが昨年、併合を宣言したウクライナ東部・南部４州と、ウクライナと国境を接するロシア西部３州、クリミア半島では治安状況を踏まえ、戸別訪問による投票を行うと決めた。