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アイスランドで噴火 南西部 国際空港閉鎖なし


アイスランドで噴火 南西部 国際空港閉鎖なし 溶岩と煙を噴出する火山(アイスランド沿岸警備隊提供・ロイター=共同)
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 【ロンドン共同】アイスランド南西部レイキャネス半島の火山が18日夜(日本時間19日朝)、噴火した。アイスランド気象当局が発表した。付近では10月後半から群発地震が相次ぎ、噴火の兆候が観測されていた。専門家は航空便が混乱する可能性は低いとみており、ロイター通信によると、首都レイキャビクのケフラビク国際空港は閉鎖されていない。
 気象当局によると18日午後9時(同19日午前6時)ごろ群発地震が発生し約1時間後に噴火が始まった。政府は付近に近づかないよう警告した。火山はレイキャビク近郊にあり近くの漁師町グリンダビークの住民約4千人は既に避難していた。政府によると噴火がさらに人口密集地に及ぼす影響はない見通しという。