【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は23日、バイデン米大統領と電話会談し、イスラム組織ハマス掃討の目標達成までパレスチナ自治区ガザで戦闘を続けると再び明言した。バイデン氏は民間人保護の重要性を訴える一方、戦闘休止は求めなかった。
イスラエル軍のハガリ報道官はガザ南部で地上侵攻を拡大し南部最大都市ハンユニスで地下施設への作戦を続けると語った。
軍はハマス指導者らが南部の地下に潜伏中とみて追跡している。
ハレビ参謀総長はハンユニスに入り「まだやることがある」と強調。ハマスも抗戦しており、軍は24日、新たに兵士9人の死亡が確認されたと発表した。10月下旬の地上侵攻開始以降、イスラエル兵の死者は153人となった。
ネタニヤフ氏は22日の国連安全保障理事会決議を巡り、「敵対行為の停止」を求めていた当初案の表現を「敵対行為の停止に向けた環境づくり」に弱めさせた米国の働きかけに謝意を表明した。
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ガザ戦闘継続、再び明言 米大統領にイスラエル首相
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琉球新報朝刊
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