【ナイロビ共同】ナイジェリア中部プラトー州で23日と24日、20以上の集落が武装集団の襲撃を受け、少なくとも113人が死亡した。
襲撃の背景は不明だが、この地域では長年にわたりイスラム教徒の遊牧民とキリスト教徒の農民による住民対立が続いている。
ロイター通信が25日伝えた。
プラトー州では5月にも遊牧民と農民の衝突があり、100人を超える死者が出た。近年は気候変動の影響で土地の所有を巡る争いが激化しているとの見方がある。
アフリカでは各地で気候が不安定となり、干ばつと洪水が頻発し。耕作や牧畜に深刻な被害が出ている。
今回の襲撃では負傷者も300人を超えた。地元当局は、武装集団が周到に計画して襲撃に及んだとみている。
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集落襲撃で113人死亡 ナイジェリア、住民対立か
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琉球新報朝刊
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