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香港、周氏逮捕の方針/期日までに警察出頭せず


香港、周氏逮捕の方針/期日までに警察出頭せず 共同通信のオンラインインタビューに応じた周庭氏=6日
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【香港共同】香港警察は、留学先のカナダで事実上の亡命の意思を示した民主活動家、周庭氏が決められた期日までに香港警察に出頭せず保釈条件を破ったとして、全力を挙げて逮捕する方針を示した。香港メディアが28日報じた。留学に際し、警察は没収したパスポートを返還する条件として定期的に出頭することを求めていた。
 周氏は2020年8月、香港への制裁を外国政府に訴えたことを問題視され、香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕された。保釈されたが、同罪で起訴される可能性が残っていた。
 香港メディアによると、警察当局者は「処罰を恐れて行方をくらます恥ずべき行為だ」と周氏を非難。「香港を離れたからといって、刑事責任から逃れられると考えるべきではない」と語った。
 周氏は国安法違反とは別件で20年12月に実刑判決を受け、服役した。今月3日、カナダ・トロントに今年9月から滞在しており、香港には戻らないとインスタグラムで明らかにした。