【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は2日の声明で、ロシア軍は昨年12月29日からの5日間の攻撃で、約300発のミサイルと200を超える無人機を使用したと明らかにした。「防空システム拡充と迎撃ミサイル供与が人命を救っている」として、欧米の支援継続を訴えた。
ロシア、ウクライナ双方は年末年始にかけて互いに攻撃を激化させており、報復合戦が続く恐れがある。
ウクライナ軍は1月2日の攻撃では、ロシアのミサイル99発のうち72発を迎撃したと主張。極超音速ミサイル「キンジャル」は10発全てを迎撃したとしている。ゼレンスキー氏によると、首都キーウ(キエフ)や東部ハリコフなどで計5人が死亡し、130人が負傷した。
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年末年始ミサイル300発 ウクライナ 防空態勢強化訴え
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琉球新報朝刊
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