【ブリュッセル共同】フランスのボルヌ首相が8日に辞任したことを受け、マクロン大統領は9日、国民教育相を務めてきたガブリエル・アタル氏(34)を新首相に任命した。大統領府が発表した。戦後の第5共和制の首相で最年少、同性愛を公表している初の首相となる。
フランスは6月に欧州連合(EU)欧州議会選、夏にパリ五輪を控え、政権運営の課題が山積している。不法移民の追放を容易にする政権肝いりの移民法を巡り閣僚が辞任するなどマクロン氏の求心力低下の恐れが指摘される中、若いアタル氏を抜てきし、政権のイメージ刷新を狙う。
マクロン氏は「(国の)再生計画を実行するため(アタル氏の)エネルギーと取り組みに期待する」とX(旧ツイッター)に投稿した。
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仏新首相にアタル氏 戦後最年少34歳、同性愛公表
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琉球新報朝刊
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