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金武町長と親睦深める 第2移住地会長が歓迎会 ボリビア<アジア・海外通信員>


金武町長と親睦深める 第2移住地会長が歓迎会 ボリビア<アジア・海外通信員> ボリビア金武町人会の歓迎会に参加した仲間一金武町長(中央)=オキナワ第2移住地
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 ボリビア・サンタクルス県のコロニア・オキナワで開催された、コロニア・オキナワ入植70周年記念祭典(主催・オキナワ日本ボリビア協会)に参加するため来訪した、仲間一金武町長の歓迎会が8月16日、オキナワ第2移住地の山城オスカル会長(38)の自宅で行われた。ボリビア金武町人会の会員や元研修生ら約40人が参加し、親睦を深めた。

 歓迎会で山城会長は「時間のゆるす限り、ゆんたくしていってください」と歓迎。金武町海外移住者子弟研修生受入事業の研修生として8月から約4カ月間、金武町を訪れる山城会長の長男・山城丈さん(19)=3世=の紹介も行われた。

 元研修生代表の兼元美咲さん(旧姓・安里)は「研修で舞踊に感動した。帰国後は舞踊の機会に恵まれて、研修で習った踊りを入植70周年記念祝賀会でも披露する。皆さん楽しんでいってください。若い子たちも金武町の研修でいろんな経験をしてほしい」と言葉を送った。

 会員らからおもてなしを受けた仲間町長は「ボリビアは8年ぶり。再会を楽しみにしていた」とあいさつ。「研修生を迎えることで移住地との絆が続いていく。沖縄のルーツや文化を学ぶことで移住地がひとつになる」と研修事業の意義を伝えた。

 (安里三奈美通信員)