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「やちむん」音楽映画公開 30周年記念、パレットで


「やちむん」音楽映画公開 30周年記念、パレットで 奈須重樹さん(右)と當間早志監督(中央)、平良竜次プロデューサー=22日、那覇市のシネマパレット
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 沖縄のバンド「やちむん刺激茄子」結成30周年を記念した音楽映画「一生売れない心の準備はできてるか」(當間早志監督)の上映が22日、那覇市のシネマパレットで始まった。映画には、今は休館した首里劇場内での25周年ライブの様子が記録されている。
 映画はバンドのギターボーカルでミュージシャンの奈須重樹さんに焦点を当てた。奈須さんは宮崎県出身。沖縄で音楽活動を始め、時には流しで演奏をしながら新曲を作り続けている。當間監督は「奈須重樹や首里劇場でのライブの良さを知ってほしい」と話した。
 奈須さんは「感無量。自分の演奏や首里劇場がここに詰まっている。全ての社会人の疲労回復になるはず」と話した。
 上映は10月5日まで。1日1回で午後5時半から。シネマパレットでは首里劇場写真展も同時開催中。 (田吹遥子)