県警と県交通安全協会連合会は25日、FC琉球を運営する琉球フットボールクラブと交通安全活動の推進に向けた覚書を締結した。交通安全や飲酒運転根絶に向けた啓発活動などに、FC琉球が関わることで強化されることになる。県警や交通安全協会は若年層の交通安全意識の向上につながると期待を寄せる。
琉球フットボールの倉林啓士郎社長=写真中央=と県警の安里準交通部長=同右、県交通安全協会の與儀弘子会長=同左=が25日、県警本部で覚書に署名した。
3者は今後、交通安全運動での連携を強化する方針。交通安全協会は活動協力者への配布用に、すでにFC琉球のマスコットキャラクター・ジンベーニョのイラストを使用したクリアファイルを作成するなどしている。
安里交通部長は「将来を担う子どもたちの交通事故防止に大きく貢献する」、與儀会長は「広く県民、若い世代への影響力があり、大きな協力者が得られた」と協定締結を歓迎した。
倉林社長は「交通安全日本一の沖縄の実現のために活動していく」と力を込めた。 (大嶺雅俊)
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交通安全 FC琉球と連携 県警と県交通安全協
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琉球新報朝刊