みそ炒め煮、酢豚風、白あえ… ナーべーラーを全国へPR 東京で新作メニューの試食会


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みそ炒め煮、酢豚風、白あえ… ナーべーラーを全国へPR 東京で新作メニューの試食会 ナーベーラーを使い提供された料理
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 【東京】ヘチマの食材としての魅力を伝える活動を展開している「ナーベーラーを全国に広め隊」(大城朝夫会長)は23日、東京・銀座の居酒屋「銀座IN沖縄 いいあんべぇ」で多彩にアレンジされた料理の試食会・懇親会を開いた。都内のナーベーラーファン約30人が集まり、定番のンブシー(みそ炒め煮)のほか、酢豚風、白あえなどの新作メニューを味わった。

 大城会長が所有する茨城県つくば市の畑で同日朝に収穫された新鮮なナーベーラー約100本が提供された。「酷暑の影響も心配だったが順調に育った。大きさも味も抜群」と大城会長。今後、沖縄関係イベントなどに提供する予定だ。

 「広め隊」の後援会長を務める伊良皆高吉さんは「おいしいのはもちろんだが、ヘルシーな食材。知られていないのはもったいない」と話した。

 蜂蜜や天然食品を用いた食品の製造、販売を手掛けるステラ&シード社の取締役を務める東江智美さんは、蜂蜜とナーベーラーなどを使ったジャムを持参し参加。「食感がよくおいしいものに仕上がった。食材としての可能性を感じる」と笑顔を見せた。

 (謝花稔)