「若い世代の入門編に」　ゆいまーる沖縄×むぎ社　旧暦カレンダーでコラボ

　沖縄の伝統工芸品の普及と販売を手掛けるゆいまーる沖縄（鈴木修司社長）と、沖縄の年中行事や暮らしに関わる書籍を出版するむぎ社（座間味香深（かふか）代表）がこのほど「2024おきなわ旧暦カレンダー」を制作し、発売した。
　カレンダーには新暦に対する旧暦の日付を記載し、毎月の1日（チィタチ）、15日（ジュウグニチ）など年中行事の日を、温かみのあるイラストで紹介している。
　ゆいまーる沖縄の鈴木社長はむぎ社とのコラボについて「若い世代に旧暦文化を身近に感じてほしいという思いが一致した。入門編として手に取ってほしい」と話した。
　むぎ社の座間味代表は「多くの行事があるが、今も大事にしている人が多い行事を選定した」と話した。イラストは県出身のクリエイター・山里美紀子さんに依頼。デザインを担当したSUNNY＆SOLの林さやかさんは「祖父母と孫世代の会話の接点になるといい」と語った。
　A3サイズで税込み1650円。書店やゆいまーる沖縄のオンラインショップなどで販売。問い合わせ先はゆいまーる沖縄、電話098（882）6990。