ベネッセは1日、今年1~9月に生まれた赤ちゃんの名前の調査結果を発表した。最多の1位は、男の子が昨年5位の蓮(れん)、女の子が8年連続で陽葵(ひまり)だった。2、3位は男の子が碧(あお)、陽翔(はると)、女の子が凛(りん)、翠(すい)となった。名前の読みはいずれも主な読み方。
男の子のトップ10では4位に湊(みなと)、5位に蒼(あおい)が入るなど、うち七つが漢字1文字の名前だった。女の子のトップ10でも4位が紬(つむぎ)、8位が葵(あおい)で、四つが1文字の名前となった。
同社は1文字の人気について、「太」「子」といった性別を連想させる漢字を使わず、ジェンダーレスな名前を選ぶ親が増えたと分析。画数や漢字の持つ意味より、読みや音の響きを重視する傾向もあるとみている。
同社はランキング発表を始めた2005年から19年分の集計結果(約140万人分)も発表。男の子の1~3位は蓮、大翔(ひろと)、悠真(ゆうま)、女の子は陽菜(ひな)、葵、凛だった。
調査は、同社「たまひよ」ブランドの商品やサービス利用者の赤ちゃん約28万人を対象に集計。
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「蓮」「陽葵」が1位 23年生まれ 人気の名前 ジェンダーレス意識 七つが漢字1文字
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琉球新報朝刊
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