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3連休 秋なのに夏模様 東北、今月初の25度以上も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 3連休の初日となった3日、西日本から北日本の広い範囲で高気圧に覆われて気温が上昇し、各地で季節外れの暑さとなった。午後4時時点では鳥取市の28.1度など302地点でタイ記録を含む11月の観測史上最高気温を観測。東北では、最高気温が11月として初めて25度以上の夏日となった地点も相次いだ。
 気象庁によると、この時期としては暖かい空気に覆われ、特に日本海側は高気圧の縁を回る暖気が流れ込みやすかった。4日は、北日本や北陸で前線の影響によって大気の状態が不安定になるが、西日本から東日本の広い範囲で晴れて、25度前後まで上がる予想となっている。
 3日に他に気温が高かったのは、富山市で28.5度、新潟県糸魚川市で28.1度、福井市で28.0度など。
 岩手県普代村で26.8度、福島県二本松市で26.0度など、東北では初めて11月に夏日となる地点も多かった。
 東京都心は24.3度に達し、2日連続で24度を超えた。
 各地の観光地は行楽客や訪日客など多くの人出でにぎわい、東京・浅草や大阪・道頓堀は薄着姿で街を歩く人たちの姿が目立った。