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沖縄問題発信へ連続講座 12日から、バスツアーも


沖縄問題発信へ連続講座 12日から、バスツアーも 沖縄・琉球弧の声を届ける会の講座申し込みに関するQRコード
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 基地や戦争に反対する市民らからなる「沖縄・琉球弧の声を届ける会」は、軍事化が進む沖縄の現状を県外海外の市民や報道機関などに発信するため、12日から連続講座を開講する。同日の第1回講座は那覇市の沖縄大3号館101教室で午後1時半から開き、沖縄を中心とした軍事に絡む諸問題を中心に関係者が報告する。
 講座には長野広美(鹿児島県西之表市議)、田里千代基(与那国町議)、宮城秋乃(チョウ類研究者)、阿部岳(沖縄タイムス編集委員)、新垣毅(琉球新報統合編集局次長)、セドリック・アルヴァーニ(国境なき記者団アジア太平洋支局長)の6氏が参加する。
 届ける会共同代表の桜井国俊・沖縄大名誉教授=写真左から2人目=は「沖縄の軍事化の現状を日本のメディアはほとんど報道せず、海外でも知られていない」と訴え、講座に多くの参加を呼びかけている。
 講座は無料。会場の定員は100人だが、オンラインでの参加も可能。申し込みはQRコードから。11日には県内の基地を巡る無料バスツアーも実施する。問い合わせは真喜志好一さん、電話090(3796)5404。