NHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台となった岡崎市の乙川(おとがわ)河川敷で開かれた「商工フェアー」(同実行員会主催)の一環で4日、「どうするNABE―1岡崎城グランプリ~一万人鍋~」のイベントがあった。23チームが鍋料理(計1万食分)を来場者に振る舞い、参加者が良いと思ったチームに箸で投票し順位を決める企画。
岡崎市と石垣市が姉妹都市であることから、鍋には両市の食材を使うのが条件。岡崎市在住の仲宗根広子さん(愛知沖縄県人会連合会副会長、父親が本部町の瀬底島出身)の呼びかけで、「大きな輪・沖縄!」チームも参加した。「八重山おばぁのばくだん鍋」と名付け、大鍋で800食を作って提供した。
岡崎に拠点がある、琉球民謡協会東海支部竹川名美子民謡研究所や、沖縄県出身者などが協力した。
岡崎市の野菜と、アグー豚、島豆腐、八重山そば麺、トッピングにはシーサーかまぼこなどと石垣市のマーミヤかまぼこ提供のかまぼこを乗せた。上位入賞を狙ったが、結果は4位だった。
当日、琉装姿で案内役をした神谷和代さんは「ダイビングが好きで沖縄が大好き。今後も協力していきたい」と語った。
仲宗根さんは「入賞はできなかったけど、皆さんの協力で沖縄パワーはお届けできたと思います」と語った。
(古堅初子通信員)