夢の「ジンベイバス」走れ　図画コン　仲眞さん最優秀、１８点入選

　公共交通の活用を推進する県の取り組み「わった～バス党」は１０日、小学生に夢のバスの絵を描いてもらう「２０２３年度かなえ！夢バス図画コンクール」の入選作品１８点を発表した。同日、那覇バスターミナルで表彰式が行われた。
　最優秀賞には那覇市立さつき小３年の仲眞莉愛奈（りあな）さんの作品「ゆめをのせて走れジンベイバス」が選ばれた。仲眞さんの絵は路線バス４台にラッピングされ、県内を走る。
　仲眞さんは「うれしい。美ら海水族館のジンベエザメに乗りたいという気持ちで書いた」と話した。
　コンクールは県内６１校から２６１点の応募があった。最優秀作品は那覇バス９番（小禄石嶺線）と琉球バス交通５６番（浦添系統）、沖縄バス２７番（屋慶名系統）、東陽バス３１番（泡瀬西線）にデザインされ、２０２４年３月末まで運行する。車内には入選作品が掲示される。　（渡真利優人）