まさひろ酒造(糸満市)は10日、同社が販売している泡盛ボトル「首里城正殿」の売り上げの一部60万円を首里城基金に寄付した。首里城火災直後から毎年続いている寄付は今回で5回目、累計額は260万円となった。
同社の比嘉昌晋代表取締役会長=写真右から2人目=は「首里城が早く復興し、観光産業を中心とした県経済の活性化とさらなる発展の一助となれば幸いだ」と述べ、正殿再建後には御庭(うなー)で泡盛を飲みたいと笑顔をみせた。沖縄美ら島財団の花城良廣理事長=同3人目=は「正殿や美術工芸品の復元を見守ってほしい」とし、毎年の支援に感謝した。
首里城基金への寄付金は被災した美術工芸品の修復・復元などに活用される。 (與那原采恵)
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首里城基金に60万円 まさひろ酒造
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琉球新報朝刊
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