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愛知大の学生会委員長ら 退学処分の不当性訴え


愛知大の学生会委員長ら 退学処分の不当性訴え 退学処分の不当性を訴える愛知大豊橋校舎学生自治会の吉村直之委員長(左から2人目)ら=13日、県庁記者クラブ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 反戦デモなどに参加し、無断で学生自治会ののぼりを掲げたことなどを理由に愛知大学から退学処分を受けたことは不当だとして、愛知大豊橋校舎学生自治会の吉村直之委員長=写真左から2人目=らが13日、県庁記者クラブで会見した。同自治会は、沖縄の平和行進や辺野古の現地抗議活動にも学生を派遣するなどしてきたという。吉村氏は「(退学処分は)言論、表現の自由を否定し、思想信条の自由を踏みにじる憲法違反の暴挙だ」と不当性を主張した。
 吉村氏ら同自治会の役員3人は、9月15日付で退学処分を受けた。地位保全の仮処分を名古屋地裁に申し立てている。