2023年度第1回県環境審議会が14日、那覇市西の県自治研修所で開かれ、県から24年度公共用水域と地下水の水質測定計画案と、県生活環境保全条例施行規則に定める土壌基準の一部改正案が諮問され、変更点などが承認された。審議会に先立ち、審議会委員に委嘱状が交付され、会長に沖国大名誉教授(動物生態学)の宮城邦治氏、副会長に琉球大学教授(環境分析化学)の藤村弘行氏が選出された。
公共用水域と地下水の水質測定計画案は、水質汚濁法の規定に基づき、県内の26河川と13海域で測定を行う。
24年度は、河川と海域の底質の測定項目について、隔年で測定している六価クロムを加えた。
生活環境保全条例施行規則の改正案は、土壌汚染対策法施行規則で定められている汚染状態の環境基準で、カドミウムやトリクロロエチレンについての基準が改正されたことに伴い、改正が必要となった。
(慶田城七瀬)
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県環境審会長に 沖国大・宮城氏 有識者に委嘱状
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